大会当日は、管子の見事な演奏を披露し、さらに現地の農民に扮して中国歌謡を熱唱した松永さんは、パフォーマンス審査で高得点を獲得しました。また、得意なスピーチはもちろん、知識テストでも力を存分に発揮し、見事、特等賞に輝き、世界大会への出場権を獲得しました。
天理大学からの世界大会出場は、3年連続7回目となります。
なお、7月10日に学内で開催する天理大学春期中国語コンテストにあわせて、漢語橋世界大会本戦の壮行会がおこなわれる予定です。
●松永好徳さんのコメント
天理大学の先輩方は毎年のように好成績を挙げているので、プレッシャーが大きかったですが、先生方をはじめいろいろな方がプレッシャー軽減に努めてくれました。7月の本選では、お世話になった方々の期待に応えられるように、いいパフォーマンスをして、まず1勝を上げ、ベスト30に残りたいです。
●指導に当たった中川裕三教授(外国語学科中国語専攻)のコメント
松永君は、1年生の時から出場した全てのコンテストで優勝し、また3年次の交換留学を経ての今回の挑戦でしたので、スピーチに関しては自信がありました。北京留学中にパフォーマンスで使う楽器の先生を見つけるのに苦労しましたが、漢語橋経験者の卒業生が中国での人脈を頼って見つけてくれましたし、大会直前も他の卒業生がアドバイスをしに来てくれて、本当に助かりました。今回の勝利は、彼個人の努力もさることながら、チーム天理によるものと確信しています。中国での本戦でも、チーム一丸となってサポートしたいと思います。