文学部 歴史文化学科 考古学・民俗学研究コース 本物に触れて学ぶ。 文学部 歴史文化学科 考古学・民俗学研究コース 本物に触れて学ぶ。

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    古墳の発掘調査に参加。

    教科書や本では見たり読んだりしたことのある、前方後円墳。そんな歴史的な場所を自らの手で掘り起こし、出土遺物に触れながら学べるフィールドワークの授業が、考古学・民俗学研究コースで実施されています。本コースの「考古学実習」では、キャンパスのすぐ近くにある「東乗鞍古墳(ひがしのりくらこふん)」の発掘調査に参加することができます。教員と学生がつるはしを振るい、発掘に必要な技術を実地で習得しながら、発掘作業を進めます。発掘後は出土遺物を素材とし、考古資料の観察や記録の技術を学び、広く学界や地域のみなさんに紹介するところまで、自分たちで行います。レーダー探査機やドローンなど、実習用の設備機器も充実しています。

  • 02

    奈良・天理だからこそ実現する学び。

    天理大学がある奈良県は日本の歴史文化の故郷とも言える場所です。世界遺産の法隆寺・奈良・吉野や飛鳥は言うに及ばず、分厚い歴史に育まれた民俗文化の宝庫でもあります。中でも、日本最古の道「山の辺の道」が通り、1500 基以上の古墳が存在する天理市は学生の学びにとって絶好の場所です。天理大学はキャンパス内に国指定史跡の西山古墳や塚穴山古墳があり、世界的に有名な附属天理図書館・附属天理参考館を擁しています。本学はそうした恵まれた環境で、考古学だけでなく民俗学をも学べる数少ない大学です。学生が、近隣の歴史遺産を舞台に行われる歴史イベントで解説ボランティアを務めるなど、学びを実践する機会も多いです。こんなワクワクする環境で勉強できるのは、本学だからこそ。本物に触れる学びに没頭してみませんか。

歴史学・考古学・民俗学を学ぶことがキャリアにつながる。

「歴史学」は史料や文献を、「考古学」は遺跡などの人々が残したモノを、「民俗学」は風習や信仰など知らずに受け継いでいるモノやコトを研究します。歴史文化学科では、1年次に歴史学・考古学・民俗学の基礎教養を学んだうえで、2年次から各コースに分かれて専門性の高い内容を学びます。3つの学問分野を学ぶことは将来のキャリアにも役立ちます。例えば文化財専門職の現場では、考古学のほかに民俗学や歴史学の知識も必要となります。

考古学・
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