文学部 歴史文化学科 歴史学研究コース くずし字を読もう。 文学部 歴史文化学科 歴史学研究コース くずし字を読もう。

古文書を読む会

歴史学は、史料・資料から過去の出来事を学び、そのエッセンスを今に、そして将来に活かしていく学問です。そのためには、まずは史料を読むことが大切です。史料を読んでいくと、やがて活字になっていないくずし字に出くわします。歴史文化学科・歴史学研究コースでは、1年次から少しずつくずし字に接し、3年次には古文書整理にチャレンジします(写真)。そんな本コースのユニークな勉強会に、「古文書を読む会」があります。くずし字で書かれている古文書の解読は難しく感じるかもしれませんが、慣れて読めるようになると歴史の世界が一挙に広がります。これまでに一般社団法人古文書解読検定協会が主催する古文書解読検定の合格者も出ています。 

参加学生の声

重久 直也さん
STUDENT'S VOICE
重久 直也さん 歴史文化学科 歴史学研究コース3年生
(都城泉ケ丘高校出身)
歴史学に興味を持ったきっかけは?
高校の日本史の授業で、歴史上の人物のユニークなエピソードを学んだことで、教科書とは違った視点で歴史を見る面白さを知り、日本史を専門的に学ぼうと考えるようになりました。
研究テーマを教えてください。
日本の近代史を中心に、特に西郷伝説や軍人の顕彰運動といった民衆視点の歴史を学んでいます。当時の騒動や社会運動の背景にある、人々の思いや考えを知ることはとても興味深いです。
「古文書を読む会」での活動は?
先生の丁寧な指導のもとで、文字を判別しながら読んでいきます。ある程度読み進めると特徴をつかむことができるようになり、慣れると意外とスラスラと読めるようになります。
歴史学を学ぶ醍醐味は何ですか?
歴史像や人物像が更新され、歴史が自分にとってより身近なものになること、そして過去を学ぶことで現代について理解できるようになる点です。歴史を語れる教員をめざして今後も頑張ります。
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