地域と歩む大学を目指して―
新しく生まれ変わった陸上競技場で、オープニングイベントおよび天理市民体育大会陸上競技を開催。

2018.10.03

地域連携

新しく生まれ変わった陸上競技場で、オープニングイベントおよび天理市民体育大会陸上競技を開催

天理大学体育学部キャンパスの陸上競技場が、改修工事を経て新しく生まれ変わりました。

天理大学は、その完成を祝うオープニングイベントを、「第51回天理市民体育大会陸上競技」の開催に合わせて、916日に行いました。

参加した小・中学生や保護者の方々に新しい競技場の魅力を体感していただくとともに、地域の皆様に天理大学の考えるスポーツへの取り組み方を伝え、スポーツを通じて培った知識・技術の還元を行う機会となりました。

天理大学では、「スポーツを『するひと』『観るひと』『支えるひと』で『ともに感動を分かち合おう』」をスローガンに、スポーツを介した地域貢献を進めています。

地域を挙げて行われた今回のオープニングイベントは、その第一歩として非常に意義深いものとなりました。

永尾教昭学長は、「大学は地域に支えられて存在するもので、天理市あっての天理大学です。今回を皮切りとして、市民の皆さんとスポーツを通じて感動を分かち合う機会を、これからも続けて創出していきたいと考えています。また、アスリートの皆さんには、新しく生まれ変わった陸上競技場で存分に実力を発揮してほしいと願っています。記録やトレーニングといった成果だけでなく、アスリートとしての姿勢など情操面での成長も期待しています。素晴らしいアスリートとともに優れた指導者も、ここからどんどん巣立ってほしいものですね」と語りました。

「陸上競技場という本学の資産を活用し、大学と地域の皆さんが一体となってスポーツの楽しみを共有した有意義な一日となりました」と岡田龍樹副学長は、当日の成果を振り返ります。

「本学は、施設などハード面だけでなく、スポーツに関する知識やノウハウなどソフト面のコンテンツも充実しています。今回は『スポーツコンディショニング体験ブース』を設け、体育学部の監修によるケアやトレーニングを体験していただきました。大学にとっても、一般の方と触れ合い、そのお声を得られる場は貴重です。生涯スポーツの観点もまじえ、今後も天理大学から未来のスポーツのあり方を積極的に発信していきたいですね」。

この日は、体育学部の寺田和史准教授の監修による「スポーツトレーニングコンディショニング体験ブース」が会場の一角に設置されました。

ブース内では、スポーツマッサージを体験するコーナーや、天理大学陸上競技部員によるトレーニング法やケア方法をレクチャーする「陸上なんでも相談」のコーナーを展開しました。

寺田准教授は、「アスリートの卵である小・中学生の時期にこそ、けがや疲労を防ぎ、パフォーマンスを上げるトレーニングやケアの重要性を伝えたいという思いでブースを企画しました。また、日頃の教育・研究成果を地域の皆様に知っていただく好機会にもなりました。ブース運営のサポートを務めてくれた陸上競技部の学生たちにとっても、子どもたちや保護者の方々との交流が、得がたい経験となったのではないでしょうか」と語ります。

今回は、学外の方々にもご協力いただき、様々な趣旨のイベントが行われました。その一つが、競技の前に行われた「走り初めイベント」です。

スペシャルゲストとして、シドニーオリンピックの柔道で銀メダルを獲得した天理大学卒業生の篠原信一さんが、会場に花を添えてくれました。

篠原さんは、天理大学が連携協定を結んでいる株式会社ドーム(米国アンダーアーマー社の日本総代理店)とのコラボレーションから生まれた天理大学のオリジナルTシャツを身につけて登場。

中学生の陸上競技部員、天理大学陸上競技部員とともに、自己ベスト記録に見合ったハンディキャップ付きの100メートル走を繰り広げ、その軽妙なトークも相まって会場は大いに盛り上がりました。

篠原さんからは、「久しぶりに天理大学を訪れて、大学時代を懐かしく思い出すとともに、改めてここが私の原点なんだという思いを強くしました。私の現役時代からは見違えるように(笑)、人工芝もきれいで素晴らしいグラウンドになりましたね。実際に走ってみて、弾むような感触を足に感じました。これから天理アスリートたちの活躍がますます期待できそうですね!」とのコメントをいただきました。

走り初めイベントを担当した体育学部の山本大輔准教授は、「篠原さんにご参加いただいたことでイベントがとても盛り上がり、普段練習に活用しているグラウンドを舞台に、地域の皆さまと一緒に楽しむことができたのが本当にうれしいです」と手ごたえを語りました。

また、競技会の合間には、株式会社ドームのご協力を得て、同社の専属トレーナーによるアスレチックアカデミー(中学生対象)も行われました。天理大学陸上競技部員がサポートスタッフとして参加し、陸上選手にとって大切な体幹を鍛えるトレーニングを中学生たちとともに行いました。

天理市民体育大会陸上競技の開会にあたってご挨拶を述べられた天理市陸上協会の高田健会長は、イベント終了後に、次のような言葉をいただきました。

「私自身も天理大学卒業生で、陸上競技部員だったのですが、当時、約50年前はクレイの競技場でした。新しいトラックは足に当たる感触が違いますし、とても気持ちよく走れますね。真新しい陸上競技場で、第51回目の市民体育大会を執り行うことができたのは素晴らしいこと。ここでの価値ある体験が、参加した小・中学校の選手たちの将来にどのような形でつながっていくのか楽しみです」。

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