韓国外国語大学校の大学院生が教育実習を行いました。

2019.02.28

ニュース

2月12日から22日までの9日間(土日を除き)、本学の海外交流協定校である韓国外国語大学校のKFL大学院「外国語としての韓国語教育」専攻の大学院生ムン・ジョンシルさんとキム・ミンギョンさんが、天理大学で韓国語教育の教育実習を行いました。

授業は、1日4時間で10時から15時まで休憩をとりながら行われ、本学の学生20人(韓国・朝鮮語専攻19人、地域文化学科1人)が、初級クラス6人と中上級クラス14人の2クラスに分かれて受講しました。

韓国語のみで進められる授業に、受講生たちは真剣に実習生の言葉に耳を傾け、実習生からの質問に韓国語で答えていました。また、授業は会話中心でコミュニケーションをとりながら行われ、韓国のアイドルの話題などでは教室に明るい笑い声が響く場面もあり、和やかな雰囲気の中で授業は進められました。

受講した学生からは、「留学の準備のために受講しました。少し難しかったが、しっかりと聞く練習ができて良かったです。」や、「1日4時間、日本語を使わずに韓国語だけで集中して会話の練習をするので、普段、授業で習った表現を積極的に使ってみる良い機会になりました。この期間を通じて特にリスニング力が鍛えられたと思います。」という感想が聞かれました。受講生たちにとっては、貴重な体験ができ、たいへん有意義な時間となりました。

なお、今回の韓国外国語大学校大学院からの教育実習は初めての受け入れで、試験的に行われ、今後も継続的に行うことを検討しています。