MY PRESANTATION #004

ドイツで学んだ多様性と
宗教の大切さ。

国際学部 地域文化学科ヨーロッパ・アフリカ研究コース 4年生
金 諭史さん

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MY PRESANTATION #004

ドイツで学んだ多様性と
宗教の大切さ。

国際学部 地域文化学科ヨーロッパ・アフリカ研究コース 4年生
金 諭史さん


ドイツで感じたのは、さまざまな宗教に根ざす「多様な文化」だった。
歴史は人と文化が混ざって作られていく。彼がドイツで得た体験をのぞいてみよう。


一番最初、誰かと会ったとき、話したりした時に、その人がどこの国から来たか、
どういう出身や出自を持っているのかということに目がいきがちですけど、やっぱり一緒に時間を共にして、お酒を飲んだりーまぁドイツはビールが有名ですから。
お酒を飲んだりした時に、『同じ人間なんだな』と気付く瞬間が多々ありました。

●ドイツに興味をもったきっかけ

最初にドイツに憧れたのは、小学生の時。2002年のワールドカップを見てからです。
そのときは小学生で。もっと深い意味で興味を持ったのは、中学生の時に『西部戦線異常なし』というドイツ人作家が書いた本を読んでからです。

『西部戦線異常なし』
1929年レマルク作。第一次世界大戦を描いたドイツ文学の傑作。

●留学の決め手

天理大学を選んだのは、留学がしやすくドイツ語の勉強に打ち込める環境だと思ったからです。
ゼミの先生のすすめで、マールブルク大学に留学しようと思いました。

●留学して得れた新たな気づき

日本だと、大学は『就職するためにとりあえず行く』という感じですが、ドイツの大学生はいわゆるエリートであり、限られた人たちです。
学生の年齢層はバラバラで、自分の意思でここにきているんだなっていう、勉強に対する主体性が強くあると思いました。
授業がつまらないと、途中で出て行っちゃう学生も結構いるんです。
語学以前に、自分の勉強に対する姿勢について考えさせられました。

●暮らすからこそ気付くこと

あとは、マールブルクにいて一番感じたのは、歴史の影の部分です。
ナチスに破壊されたシナゴーグがあったり、老人ホームでお手伝いしたときも、高齢の方が第二次世界大戦の話をしてくれることがよくありました。中には何も喋りたがらない人もいました。

“シナゴーグ”?
ユダヤ教の会堂。祈りの場であると同時に礼拝や結婚、教育の場でもありコミュニティーの中心的存在。

僕の友人にも、アフガニスタンやイランから紛争や戦争でドイツに移民や難民としてきた背景のある人もいたり、現在進行形の“生の歴史”を目の当たりにできました。

●『出会い』が経験を深める

一番心に残っているのは、ムスリム系の友人たちが本当に優しくしてくれたことです。ラマダンも貧しい人たちの立場を理解する、という意味があります。

“ラマダン”?
ムスリムの義務の一つ「断食(サウム)」として、飲食を絶つことが行われる。

彼らの姿勢をみて、宗教ってこのような側面があるんだなと気づかされました。
ドイツにいて、本当に毎日が有意義で、楽しかったです。
さまざまな国から色んな背景を持って移民してきた友人たちと出会って、歴史って、人と文化が混ざって作られていくことなんだなと感じました。
文化が混ざり合い、多様に、そして豊かになっていく。それってすごくいいことなんだと思うんです。

●将来の目標が見えてきた

ドイツに留学して、僕は多様性と宗教の大切さを実感することができました。
将来はゲストハウスを開いて、お客さん同士が友達のように集えるような、そんな場所を提供するのが、僕の夢です。

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